西武・甲斐野、悔しさにじませ「何をしているんだろう」 今季登板数“半減”で500万円減

契約更改交渉に臨んだ西武・甲斐野央【写真:宮脇広久】
契約更改交渉に臨んだ西武・甲斐野央【写真:宮脇広久】

山川穂高の人的補償としてソフトバンクから加入

 西武への移籍1年目を終えた甲斐野央投手は26日、球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。500万円減の来季年俸3500万円(金額は推定)でサインした。国内フリーエージェント(FA)権を行使して西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手の人的補償として加入していた。

 開幕当初はセットアッパーを任されたが、右肘に違和感を覚え4月24日に出場選手登録から抹消。再登録の8月24日まで4か月を要した。今季は19試合0勝2敗11ホールド、防御率2.95。ソフトバンクで昨季46試合に登板したのと比べると、大幅に減らした格好だ。

「期待された上での数字なので、全く満足していません。何をしているんだろうという思いです。フィジカルの弱さが目立ってしまった。改善しなければならないと、強く思いました」

 来季はプロ通算7年目となる。最速160キロ右腕は「日本人最速を目指したい。投手1本でやらせていただいていますから。大谷さんは二刀流にも関わらず記録を持っていらっしゃるので」。復活を期して右腕を振る。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY