広島戦力外の曽根海成が新チーム入り「ワクワクしている」 元燕・尾仲祐哉も…球団発表

広島時代の曽根海成(左)とヤクルト時代の尾仲祐哉【写真:小林靖、荒川祐史】
広島時代の曽根海成(左)とヤクルト時代の尾仲祐哉【写真:小林靖、荒川祐史】

尾仲「都市対抗へ出場するために全力」

 2025年から始動する社会人野球「サムティ硬式野球部」は2日、元ヤクルトの尾仲祐哉投手、元広島の曽根海成内野手と選手契約の締結を合意したと発表した。曽根は野手コーチも兼任する。両選手ともに12球団合同トライアウトを受験していた。

「サムティ硬式野球部」は、活動拠点をグループ会社が運営する「ネスタリゾート神戸(兵庫県三木市)」に置く。監督は元オリックス、横浜の小川博文氏が務める。

 29歳右腕の尾仲は今季、1試合の登板で2回を投げ4失点、防御率18.00だった。2016年ドラフト6位でDeNAに入団。2年目のオフにFAで加入した大和内野手の人的補償で阪神へ。2022年オフに戦力外通告を受け、2023年からヤクルトでプレーしていた。

 曽根は2013年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。2017年開幕に支配下登録となったが、2018年シーズン途中に美間優槻内野手とのトレードで広島へ移籍していた。今季1軍出場機会はなく、2軍で56試合に出場し、打率.155、1本塁打、3打点だった。
 
○尾仲コメント
「初めに野球をやらせてもらえることに感謝しています。その中で都市対抗へ出場するために全力で腕を振りたいですし、他の選手ともコミュニケーションをとって自分の経験などを共有して、お互いが成長できればと思います」

○曽根コメント
「この度、コーチ兼任選手として入団することになりました曽根海成です。真っ白な状態から始まるチームなので、とてもワクワクしています。チームのために尽力します。よろしくお願いいたします」

(Full-Count編集部)

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