ド軍“最強守護神”獲得へ加速? 移籍なら強豪希望か…今季49Sも受け入れた現実と本音
カージナルスのヘルズリーは今季49Sで最優秀救援投手賞
今季メジャー最多の49セーブをマークしたカージナルスのライアン・ヘルズリー投手。トレードの噂が渦巻く中、MLB公式サイトのカージナルス番を務めるジョン・デントン記者は、右腕がトレードを受け入れる意思を示したことを伝えた。
今季65登板で7勝4敗49セーブをマークし最優秀救援投手賞を獲得した30歳右腕について、同記者は以前から「ドジャース、ヤンキース、オリオールズ、フィリーズ、ブレーブスのような優勝を狙う球団にとっては魅力的に映るかもしれない。球界最高の抑えを獲得するために、球団トップ30のプロスペクトを2~3人放出するかもしれない」と指摘していた。
2日(日本時間3日)に「ヘルズリーは『プロフェッショナル』であり続けている」として新たに記事を公開。1日(同2日)に取材に応じたとし「いいチームはたくさんある。そして、実績があるのはカージナルスだけではない。もしトレードとされたら、勝利に貢献できるようなチームだと願っている」とのコメントを紹介した。
右腕は「でも私はカージナルスを応援して育ち、2015年にドラフト指名され10年間ともに過ごしてきたから、間違いなく感情的な1日になるだろう。でも私はプロフェッショナルでないといけない。そうなったら(受け入れて)前進することだ」と本音を漏らしつつ「球団は、私がカージナルスの選手でいることに満足していると伝えてくれた。でも昨年の結果や私の(財政的な)状況を考えると、彼らが私と長期契約を結びたいのかわからない。ビジネスの観点で決断しないといけないことは理解している」と話した。
“最強守護神”は2019年のメジャーデビュー以来袖を通し続けたカージナルスのユニホームと別れを告げることになるのだろうか。
(Full-Count編集部)