西武右腕が保留「サインできない状況」 巨人主砲が5.4億円、ハム23歳は5倍増…3日の契約更改
広島・大瀬良、巨人・岡本和らが契約を更改
3日も各球団で契約更改交渉が行われた。巨人の岡本和真内野手は1億2千万円増の年俸5億4000万円で更改した。4番としてリーグ制覇に貢献。一方で本塁打と打点は昨季から減少し「数字としては何一つ納得のいくものはなかった」と語った。(金額はすべて推定)
西武は源田壮亮内野手が現状維持の3億円、3年目で初めて規定投球回をクリアし9勝を挙げた隅田知一郎投手が5000万円増の年俸9000万円で更改した。
交渉に臨んだ平良海馬投手は、交渉後の会見で保留したと説明。平良は先発を希望しているが、球団はリリーフを望んでいるようで、「配置です。先発か中継ぎかの件で、サインできない状況です」と説明した。
先発転向2年目の今季序盤は、先発で5試合1勝2敗、防御率1.42をマークしていたが、右前腕の張りで5月9日に出場選手登録を抹消。1軍復帰まで3か月を要した。8月8日に再登録されてからはリリーフに回り、17試合で2勝0敗9ホールド、防御率2.12。今季トータルでは22試合で3勝2敗9ホールド、防御率1.66だった。
広島の大瀬良大地投手は年俸2億円プラス出来高払いで、総額5億円となる2年契約を新たに結んだ。今季は3年契約の最終年で25試合の登板で6勝6敗、防御率1.86をマーク。6月にはノーヒットノーランも達成していた。
日本ハムは今季9本塁打、39打点とブレークした23歳の水谷瞬外野手が年俸560万円から約5倍となる2700万円で更改した。
(Full-Count編集部)