ド軍編成本部長が本音「倒せなかったから」 対戦打率.173…漏らしたスネル獲得の理由
ドジャース打線はスネル相手に通算打率.173と苦戦
ドジャースと5年契約を結んだブレイク・スネル投手が3日(日本時間4日)、ドジャースタジアム内で入団会見を行った。同席したアンドリュー・フリードマン編成本部長は冒頭で「我々は彼を倒すことができなかった。だから、彼にはうちに入ってもらうことにした」と思わず本音で獲得の理由を明かした。
31歳のスネルは2011年ドラフト1巡目追補(全体52位)でレイズ入り。2016年にメジャーデビューすると、2018年には21勝5敗、防御率1.89でサイ・ヤング賞を獲得。2023年にはパドレスで14勝9敗、防御率2.25で2度目のサイ・ヤング賞に輝いていた。ジャイアンツでプレーした今季は序盤こそ苦しんだが、8月2日(同3日)のレッズ戦では9回11奪三振3四球で自身初のノーヒットノーランを達成し初勝利。最終的に20先発で5勝3敗、防御率3.12の成績を収めていた。
対ドジャースは今季1試合の登板で6回4安打2失点で勝ち負けつかずだった。ただ、通算の対戦成績は14試合で2勝2敗、防御率2.62。対戦打率.173と抑え込んでいる。
スネル自身も「本当に簡単な決断だった。僕もヘイリー(パートナー)もここに住みたいと思っていた。チームの作り上げてきたことを考えると、その一部になりたいと思うものだからね」とコメント。ドジャーブルーのユニホームでプレーすることを心待ちにしていた。