ド軍とT・ヘルナンデスの契約は「間近ではない」 “最終局面”報道も…米記者疑問
FA市場で注目集めるソトとT・ヘルナンデス
FAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手とドジャースの契約合意が近づいているとの情報に、米メディア「ニュース・ウィーク」は数人の記者の意見をまとめ、「新契約は近づいていない」と伝えている。
4日(同5日)にはカリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」のデビッド・ヴァセイ氏が「複数の球界関係者と話したところ、テオスカー・ヘルナンデスはドジャースと再契約することを予想している。そして、彼らの交渉は最終局面を迎えているようだ」と、契約間近であることを伝えていた。
しかし、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者ロバート・マレー氏は、6日(同7日)に投稿された米ポッドキャスト「The Baseball Insiders」で、「ソトが(FA市場から)外れた時点で、テオスカー・ヘルナンデスとドジャースの契約が結局進展するかもしれない」と、T・ヘルナンデスの去就が動くのはフアン・ソト外野手の去就決定後になるのではないかと指摘している。
「今の時点では、テオスカーの契約は間近に迫っていないと私は思い込んでいます。昨日の時点で、と私はここで言っておくべきでしょう。もしかしたら、何かが変わったかもしれない。そこまでは(詳しく)わからないが、最後に私が聞いたときは、テオスカーとドジャースの契約は間近ではないということだった」と話した。
また、5日(同6日)には米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者がヴァセイ氏の報道に触れ、「彼らが(契約を)仕上げているのは分からないが……」と話していた。
米メディア「ニュース・ウィーク」に寄稿し、全米野球記者協会にも所属するJP・ホーンストラ記者は、ソトの代理人であるスコット・ボラス氏が3日(同4日)に「近い将来に何かが目前に迫っているということはないと思う」と、話したことを踏まえ、マレー氏らの発言などをまとめてT・ヘルナンデスの「新契約は近づいていない」と伝えた。
(Full-Count編集部)