226億円男が“韓国の至宝”にラブコールも…異例提案に米賛否「何だって!?」
チャップマンは遊撃で通算4試合出場
“韓国の至宝”のために、チームの中心選手が一肌脱ぐ覚悟のようだ。ジャイアンツは今オフのFA市場で、金河成(キム・ハソン)内野手の獲得候補にあがっている。一方でキムは右肩の手術を受けた影響で、開幕から数か月間に合わない見込み。しかし、マット・チャップマン内野手は、キムのためにポジション転向に前向きな姿勢だという。
米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール記者は5日(日本時間6日)、関係者筋の情報として、ジャイアンツがキムと契約を結んだ場合、チャップマンは一時的にショートへ移ると報じた。しかも、チャップマンからの提案だとし、80勝82敗で西地区4位に沈んだチームの浮上のためだという。
チャップマンは大型三塁手として声価を高め、ゴールドグラブを5回、プラチナグラブを2回受賞している。アスレチックス時代には通算4試合だけ遊撃手としてプレーしたが、ここ3年間では一度も守備に就いていない。
一方で、6年1億5100万ドル(約226億4000万円)の契約を結ぶ32歳の主砲の“男気”に米ファンが賛否両論。「だから僕らはチャッピーが好きなんだ」「早くキムと契約して!」「チャップマンの柔軟性は本物の献身性を示している」といった声や、「なぜ前半戦にいない選手と契約を結ぶ必要が」「何の意味があるんだ」「What!?(何だって)」と反対派もいた。
(Full-Count編集部)