ド軍30歳右腕、カブス移籍も? 米報道、先発左腕と複数年契約も「終わったわけではない」

ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラー【写真:ロイター】
ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラー【写真:ロイター】

カブスがドジャースFAのウォーカー・ビューラーの獲得を検討

 カブスが、ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラー投手の獲得を検討していると7日(日本時間8日)、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。マシュー・ボイド投手と複数年契約を結んだが「先発ローテーションの補強が必ずしも終わったわけではない」とさらなる強化の可能性を打ち出した。

 同メディアによれば、次の数週間のうちに先発投手を補強することになる場合、トレードの可能性が高いとしつつ、FA市場で獲得する場合は「現在の(契約)ラッシュが過ぎるのを待つことになるだろう」という。「投手のコストが上がり続けているため金額的に好ましい範囲から(ビューラーは)押し出されてしまったかもしれないが、カブスは注目を続けている」と指摘した。

 去就が注目される30歳右腕は、2023年に受けた右肘のトミー・ジョン手術から今季復帰。16先発で1勝6敗、キャリアワーストの防御率5.38にとどまった。しかしポストシーズンでは躍動。メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で4回無失点、ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦は5回無失点、第5戦では胴上げ投手になった。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のマーク・ポリシュク氏は、ジ・アスレチックの報道に言及しつつ「カブスがビューラーの獲得を考慮している」と報じた。ビューラーは単年契約になるという声が球界の間で広まっているとしつつも、「FA開始から1か月で何人かの投手が予想を超えた(契約を結んだ)ことを考慮すると、ビューラーが1年契約だけを結ぶことが確実だと見なすべきではない」との可能性を示した。

(Full-Count編集部)

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