日本旅行楽しむ150億円男が放出か 今季23発、契約残り2年も…米指摘「下降段階」

フィリーズのニック・カステヤノス【写真:Getty Images】
フィリーズのニック・カステヤノス【写真:Getty Images】

カステヤノスは2022年にフィリーズと5年150億円で契約

 フィリーズのニック・カステヤノス外野手は今オフ、日本旅行を満喫。妻のジェシカさんが自身のインスタグラムで東京、京都などを訪れたことを写真や動画で報告し、話題を集めている。一方で、米メディアによると、トレード候補に名前が挙がっているという。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のフィリーズ番マット・ゲルブ記者は5日(日本時間6日)、MLB情報筋の話として、「フィリーズはメジャー級の選手獲得に向け、引き続きアレク・ボーム内野手、レンジャー・スアレス投手をちらつかせている」と伝えた。

さらに同じ情報筋の話として「彼らがニック・カステヤノスを(トレードの)対象にしていると言っているが、どんなトレードになってもフィリーズは彼の契約の残り4000万ドル(約59億9900万円)の大半を支払う必要があるだろう」とも述べた。「フィリーズは40人ロースターに登録されている選手をトレードする義務はないが、以前よりもその意欲があることを他チームに示している」として、球団フロントの思惑を分析した。

 米メディア「CBSスポーツ」はゲルブ記者の報道に反応した上で、カステヤノスのトレード説について言及した。「カステヤノスは(成績が)下降する段階に入ってきたようで、彼が守る右翼、左翼のグレードアップに向けて道を開けることになりそうだ。だが、彼の契約からして簡単に動かせないだろう」と報じている。

 32歳のカステヤノスはメジャー通算1541試合で1605安打、233本塁打、848打点を誇る。2022年に5年1億ドル(約150億円)でフィリーズと契約。今季は打率.254、23本塁打、86打点をマークした。来季は違うチームのユニホームを着るのか。今後の動向が注目される。

(Full-Count編集部)

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