鷹戦力外の23歳、オイシックス入団「NPB復帰を目指す」…今季は二刀流でプレー
トライアウトでは最速147キロ…3打数1安打
オイシックスは10日、ソフトバンクから戦力外となっていた小林珠維投手の入団を発表した。背番号は31。小林は「チームの勝利とNPB復帰を目指し、精一杯頑張ります」と意気込みを語った。
東海大札幌から2020年ドラフト4位指名でソフトバンクに入団した23歳。高校時代は150キロを超える剛腕に加えて、通算30本塁打の野手としても才能を発揮した。ドラフトでは内野手として入団。ただ、プロ入り3年間で1軍に昇格できず、昨オフに戦力外通告を受けて育成選手として再契約を結んだ。
今季は投手に再転向し、二刀流としてプレー。3年半のブランクがありながら、3月に登板した4軍戦では最速149キロと能力を示した。もっとも、2軍戦では2試合に登板して9イニングを投げ、1勝1敗、防御率6.00、2三振、6四球の結果に終わり、10月に再び戦力外となった。
その後、11月14日にZOZOマリンスタジアムで開催された「プロ野球12球団合同トライアウト」に参加。投手としては最速147キロを計測し、2者連続で空振り三振を奪うと、打者として出場して3打数1安打をマークした。
小林は球団を通じて「この度、オイシックス新潟アルビレックスBCに入団させていただくことになりました、小林珠維です。初めに、このような機会を与えていただいた球団の皆様に感謝しております。チームの勝利とNPB復帰を目指し、精一杯頑張ります。また、プレーだけでなく地域貢献活動にも力をいれ沢山の面で新潟を盛り上げていけたらと思っております。球団の皆様をはじめ、サポーターの皆様、スポンサーの皆様これからよろしくお願いいたします」とコメントした。
(Full-Count編集部)