“大谷元ライバル”をド軍は「獲得すべき」 27歳打点王に浮上した放出論「理にかなっている」
アストロズのブラウンGMがタッカーの放出の可能性を認めた
アストロズのダナ・ブラウンGMが9日(日本時間10日)、2023年にドジャースの大谷翔平投手(当時エンゼルス)とMVPを争ったカイル・タッカー外野手の放出の可能性を認めた。これにより、ドジャースの獲得を願う有識者やファンが続出している。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のアストロズ番チャンドラー・ローマ記者は「タッカーやフランバー・バルデスに対してトレードの打診があれば検討するかと聞かれたアストロズのダナ・ブラウンGMは『誰でも話を聞く』と回答した」と伝えた。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「契約が残り1年しかないからカイル・タッカーの見返りはどうなるか見当がつかない。でも本当に獲得可能であれば、ファームを犠牲にしてでも獲得し、即座に契約延長交渉に取り掛かるべきだ」と強調。米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」によると、タッカーの契約は残り1年1600万ドル(約24億2000万円)だ。
また米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」も、ローマ記者の投稿内容を伝えた。ドジャースはFA市場の目玉だったフアン・ソト外野手の獲得を逃し、テオスカー・ヘルナンデスとの再契約はいまだ締結できていない。さらにこの日、ムーキー・ベッツ内野手の遊撃再転向も決まった。
ファンは「ドジャースはタッカーを獲得すべき」「私たちは右翼手が必要」「タッカー獲得は理にかなっている」「テオスカー・ヘルナンデスと再契約ができなければ、プランBとしてタッカーを獲得してほしい」「(ベッツが再コンバートされたので)これでドジャースはタッカーを獲得できる」「君はドジャースの一員だ」などの声が上がった。
(Full-Count編集部)