ハム“放出”26歳は「覚醒あるよ」 希少右腕に高まる期待「ローテに食い込める」
下手投げの日ハム・鈴木健矢は現役ドラフト2巡目で広島から指名
「第3回現役ドラフト」が9日に行われ、日本ハムの鈴木健矢投手が制度初の2巡目で広島に移籍することが決まった、昨年6勝を挙げた26歳サブマリンの移籍に「楽しみやなー」「絶対戦力になる」「ハムが手放したのはビックリ」とファンは声をあげた。
右下手投げの鈴木は木更津総合高、JX-ENEOSを経て2019年ドラフト4位で日本ハムに入団。昨年は自己最多の24試合に登板(12先発)し、6勝4敗1ホールド、防御率2.63をマークした。今季は8登板で1勝2敗1ホールド、防御率2.74だった。
広島は1巡目でオリックス・山足達也内野手、そして2巡目で鈴木を指名した。複数選手の獲得は現役ドラフトでは初めてとなる。“球界絶滅危惧種”ともされる希少な下手投げ投手の獲得にファンの期待も高まる。SNSには「覚醒あるよ」「ローテに食い込めるチャンスもあると思う」「お宝だと思う」とコメントが寄せられた。
また、「現ドラ移籍はまったく想像してなかった」「ちょっと驚き」といった声も。同じ下手投げ投手では、昨年オフにオリックスを戦力外となり今季DeNAに加入した中川颯投手が29登板(6先発)で3勝0敗1セーブ、5ホールド、防御率4.42。ポストシーズンでも活躍し、日本一に貢献した。鈴木にも期待が集まる。
(Full-Count編集部)