ドジャースが「獲得すべきだった」 大谷ライバル&守護神逃し嘆き節「混乱している」

カイル・タッカー(左)とデビン・ウィリアムズ【写真:Getty Images】
カイル・タッカー(左)とデビン・ウィリアムズ【写真:Getty Images】

タッカーはカブス、ウィリアムズはヤンキースへそれぞれトレード移籍

 移籍市場の大物だった2人の去就が13日(日本時間14日)に決まった。カイル・タッカー外野手はカブス、デビン・ウィリアムズ投手はヤンキースへそれぞれトレード。大谷翔平投手らが所属するドジャースは獲得が叶わず、嘆きの声が上がっている。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はタッカーがカブス入りし、アストロズがアイザック・パラデス内野手、ヘイデン・ウェズネスキー投手と有望株のカム・スミス内野手を獲得したことを「つい数週間前まで、実現すれば驚きのトレードだった。タッカーはアストロズの黄金期を支え、近年野球界で最高の選手の1人として評価されていたからだ」と驚きを持って伝えた。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」は「なんという朝だ。タッカーのトレードはどう思う?」と投げかけ。2023年に当時エンゼルスの大谷とMVPを争った好選手だけに、ファンは「ドジャースは獲得すべきだった」「獲得リストに挙げていただろうに……」「こうなったらテオとスコットを獲得しなければいけない」などと悲痛の叫びだった。

 また同メディアは、ヤンキースがトレードでウィリアムズを獲得したことも報じた。左腕のネスター・コルテス、ケイロブ・ダービン内野手、金銭200万ドル(約3億500万円)との交換だった。「この数週間、ドジャースはトレードリストにおいてウィリアムズの獲得を最重要課題に挙げていた。彼はニューヨークへ旅立った。ワオ」とこちらも衝撃を受けた様子だ。

 2020年の新人王で、2023年には49セーブをマークしたブルワーズの守護神にはドジャースも強い関心を示していると報じられてきた。それだけにファンは「今のところうまくいっていないオフ」「お金があるのに獲得しないから混乱している」「ドジャースの動きは遅すぎる」「ヤンキースに奪われた」などと沈痛だった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY