中日流出の“最強守護神”、巨人移籍が有力か 最下位西武に大砲加入、14日の去就
セデーニョは2年間で24本塁打、74打点をマーク
中日から自由契約となったライデル・マルティネス投手が他球団へ移籍することが14日、報じられた。今季は43セーブで自身2度目のタイトルを獲得した剛腕だが、他球団への移籍が濃厚な情勢となった。
28歳のキューバ人右腕は2017年2月に育成選手として中日入り。2018年4月に支配下契約を結び、2020年から守護神に定着。2022年に39セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得した。今季は60試合に登板し2勝3敗43セーブ、防御率1.09の成績。通算303試合に登板して14勝18敗166セーブ、防御率は1.71を記録している。
このオフに3年契約が満了した。中日は残留交渉を続けていたが、球団関係者によると、同日に断りの連絡を受けたといい、一部報道では移籍先は巨人が有力とも言われている。
また、西武はオリックスの自由契約選手となったレアンドロ・セデーニョ内野手と来季契約を締結したことを発表した。背番号は「40」。ベネズエラ出身の26歳は2023年からオリックスでプレー。今季は98試合に出場し、打率.260、15本塁打、37打点をマークした。2年間で155試合出場して122安打、24本塁打、71打点。
セデーニョは球団を通じて「チームの勝利に貢献し、優勝に導くために最善を尽くします。そしてライオンズファンの皆さん、勝って皆さんを幸せにするために来ました!」などとコメントを寄せた。今季チーム打率.212、350得点、60本塁打がいずれもリーグワーストに沈み、借金42で最下位だった西武の救世主として期待される。
(Full-Count編集部)