ド軍入り報道で「LAに行くと思っていた」も…ヤ軍に“強奪”された右腕、トレードの真実

ウィリアムズ「ヤンキースが秘密裏に忍び込んで契約をまとめたんです」
ヤンキース入りしたデビン・ウィリアムズ投手が、地元放送局「SNY」のインタビューでトレードを振り返った。移籍市場の目玉だった30歳は「LAに行くと、なんとなく思っていた。そう伝えられていました」と率直な思いを明かした。
質問者から「こうなる可能性はあると思っていましたか?」と聞かれたウィリアムズは「正直……そうは思っていませんでした。ヤンキースが秘密裏に忍び込んで契約をまとめたんです」。米メディアではしばしば、ドジャースが獲得を目指していると報じられていただけに、本人も“その気”があったようだ。
米スポーツ局「ESPN」のホルヘ・カスティーヨ記者も「デビン・ウィリアムズはオフ中にトレードされると分かっていた。行先に驚いただけだ。多くの噂が立ち混乱した後、ウィリアムズ自身は、(ヤンキースではなく)大陸の反対側に大きな市場を持つ別の巨大チームに向かっていると思い込んでいた」と説明した。
「彼はワールドシリーズチャンピオンの一員にならずに、優勝をかけてドジャースが下したチームの方に落ち着いた」と同記者。来季はア・リーグを制して“打倒ドジャース”を目指す。
(Full-Count編集部)
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