「感心する成績」も…1年で日本去った右腕 米サイトが指摘、“穴”示す「9.5」
今季日本ハムに所属したマーフィーはレンジャーズとマイナー契約
レンジャーズは23日(日本時間24日)、日本ハムを退団したパトリック・マーフィー投手とマイナー契約を結んだと発表した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によれば、スプリングトレーニングには招待選手として参加する。
2020年から2022年までブルージェイズとナショナルズに所属したマーフィーは、通算35試合に登板し防御率4.76の成績を残した。同サイトは「ゴロ率は48%だったため被本塁打はわずか3本にとどめたが、それだけではブルージェイズ、ナショナルズでも残留することはできなかった。2023年はツインズ傘下に所属した。残念ながら、その年MLBに昇格することはできなかったが、(マイナーでの活躍が)日本ハムの目にとまり、1年契約(2025年はチームオプション)を結んだ」と説明した。
加入した日本ハムでは、救援で40試合に登板して1勝2敗13ホールドだった。「便利屋として機能した。38回2/3で防御率3.26はMLB基準でみれば感心する成績だが、今年のパ・リーグの平均は3.04だ。なにより、リーグ平均の7.3%を下回る9.5%の割合で四球を与えた。2軍でもリーグ平均の防御率3.28に対して、防御率4.29(21回)だった」と指摘した。
「レンジャーズは何か魅力的に感じたのだろう。中継ぎを何人か獲得しており、まだ(中継ぎの)補強は終わっていないかもしれないが、もしかしたらまだ枠が残っているかもしれない」と同サイト。今オフはルイス・クルヴェロ、ショーン・アームストロング、ノーラン・ホフマンなどの中継ぎ投手を獲得している。日本生活はわずか1年となった右腕だが、米国で復権を目指す。
(Full-Count編集部)