データ専門家が舌巻いた鷹打線「一つ抜けている」 ロッテ右腕が明かす本拠地の“難しさ”

「P's UPDATE」でMCを務めた上重聡さん、ロッテ・国吉佑樹、鈴木昭汰(左から)【写真提供:PLM】
「P's UPDATE」でMCを務めた上重聡さん、ロッテ・国吉佑樹、鈴木昭汰(左から)【写真提供:PLM】

パテレ公式YouTubeで公開されている「P's UPDATE」

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルで公開中のオリジナル番組「P’s UPDATE」。この番組はアップデートを続ける野球界の常識をデータを用いて有識者と議論し、野球観戦をより楽しいものにしていくことをコンセプトとしている。

 12月27日に配信を開始した第7回のテーマは「データで振り返る2024シーズン!ホークス優勝の要因とは!?」。ロッテの国吉佑樹、鈴木昭汰両投手、スポーツ統計学の専門家である江戸川大学客員教授の鳥越規央氏をゲストに迎え、パ・リーグ6球団のシーズン成績を振り返っている。

 4年ぶりにリーグ優勝を飾ったソフトバンクは、チーム打撃成績のほとんどでトップの成績をマーク。鳥越氏はOPSに着目し、「チームOPSが.700を超えている時点で一つ抜けてましたよね。個人でも.700を超えるのは大変」と感心していた。続けて「みずほPayPayドームは他の球場より狭く、本塁打が出やすい特性がある」と鳥越氏。15年目の33歳・国吉は、2015年に設置されたホームランテラスについて「テラスなんかつけるなよ」と投手目線で語り、笑いを誘った。

 次にチーム投手成績をチェック。ロッテは防御率3.17でリーグ5位だった。今季51登板で27ホールド、防御率0.73をマークし、野球日本代表「侍ジャパン」にも選出された26歳左腕・鈴木は「こんなに悪かったんだ」と驚いた様子。これを受けた国吉は「言われてみれば大量失点で負ける試合もありましたし、逆にロースコアで勝つ試合が長く続いた時もありました」と振り返った。さらに「風がある日と無い日で難しさが違う」とZOZOマリン名物の強風が影響していると考察した。

 番組の後半では、鳥越氏が調査したデータを見ながら、より詳しく2024シーズンを振り返った。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY