佐々木朗希はド軍と「契約間近」、米報道 Bジェイズは“資金増強”も…争奪戦は大詰めへ
佐々木朗希は「ドジャースと契約間近だ」…米報道
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手の“争奪戦”が大詰めを迎えている。カブス地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の元スペイン語実況を務めたマイク・ロドリゲス記者は「関係者によると、ロウキ・ササキはドジャースと契約間近だ」と自身のX(旧ツイッター)で報じている。
17日には全米野球記者協会のフランシス・ロメロ記者が「パドレスがロウキ・ササキから撤退したと複数の情報源から聞いている」と自身のXに綴っていた。ドジャースとブルージェイズの“一騎打ち”と見られているが、ロドリゲス記者によれば「もし、ブルージェイズと契約したら大きな驚きのようだ」との情勢だという。
カナダの放送局「スポーツネット・カナダ」のシー・ダビディ記者は「2人の関係者によると、ブルージェイズは国際ボーナスプール金200万ドル(約3億1200万円)を(トレードで)獲得する。しかし、これはロウキ・ササキが(ブルージェイズ入りを)決断を下したことでも、決断することを示唆したという訳ではない」と報じている。
佐々木を巡っては20球団以上が争奪戦に参加し、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が最終候補と報じられていた。25歳未満の海外選手の契約は15日(日本時間15日午後11時)に解禁され、ポスティングシステムによる佐々木の交渉期限は米東部時間23日午後5時(同24日午前7時)となっていた。
25歳未満の海外選手は「国際ボーナスプール」と呼ばれる限られた資金内でのみ契約を結ぶことができる。ドジャースやパドレスはここまで“佐々木資金”を確保するために、15日の解禁以降も中南米の有望株との契約を見送っていた。
また、米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者によれば、「現在の国際ボーナスプール金はブルージェイズが826万ドル(約12億9000万円)、ドジャースが515万ドル(約8億500万円)」だと報じられている。23歳右腕の移籍先に、依然と注目が集まっている。
(Full-Count編集部)