大谷&朗希に“フラれる”も…155発男獲得 144億円でついに手にした「チームの顔」

ブルージェイズと契約するアンソニー・サンタンデール【写真:Getty Images】
ブルージェイズと契約するアンソニー・サンタンデール【写真:Getty Images】

Bジェイズがサンタンデールを5年144億円で獲得と米メディアが報じた

 ブルージェイズがアンソニー・サンタンデールと契約すると20日(日本時間21日)、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。最近は狙った“獲物”を逃し続けていたが「ついに大物を獲得した」と注目されている。

 MLBネットワークのジョン・モロシ記者によると5年9250万ドル(約144億円)契約。3年目終了後にオプトアウトをすることができるが、ブルージェイズも1年1500万ドル(約23億3300万円)の契約延長のオプション権を行使することでそれを無効化できるという。

 チームがオプション権を行使せずバイアウトを選択した場合、500万ドル(約7億7800万ドル)が支払われる。カナダメディア「スポーツネット」のベン・ニコルソン・スミス記者によると、後払いは3500万ドル(約54億4600万円)で、オプトアウトやオプション権の行使で5000万ドル(約77億8000万円)を超える可能性がある。

 ブルージェイズは、近年では大谷翔平(ドジャース)、フアン・ソト(メッツ)、佐々木朗希(ドジャース)、マックス・フリード(ヤンキース)、コービン・バーンズ(ダイヤモンドバックス)などの獲得を目指すも敗れた。同メディアは「チームの顔となる選手の獲得を目指していたが、わずかに届かない状況が続いていた。実際に昨オフ、オオタニの獲得を逃したあと方針を変え(1人の選手に)3200万ドル(約49億7900万円)以上の契約は結んでいなかった」と説明する。

「ソト、ササキ、フリードのニアミスが続いてファンの不満は溜まる一方だったので、(チームは不満を)和らげようとしていた。サンタンデールが本物のスター選手かは主観によるが、3年前獲得したケビン・ガウスマン以来のビッグネームだ」。通算155本塁打の30歳に期待を寄せた。

(Full-Count編集部)

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