“去就未定”の中日左腕「情報はほぼない」 迫る期限…米メディアからも不安の声

中日・小笠原慎之介【写真:小池義弘】
中日・小笠原慎之介【写真:小池義弘】

「オガサワラの成績はNPB基準でもずば抜けて優れていない」

 期限まで24時間を切ったが、いまだに去就が不透明だ。中日からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している小笠原慎之介投手の移籍交渉期限は、米東部時間24日午後5時(日本時間25日午前7時)まで。しかし、米大手メディアでも「情報がほとんどない」と現状を伝えている。

 移籍情報を扱う米大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」は23日(同24日)、「オガサワラのポスティング期間」と題し、左腕の動向を報じた。「昨年12月10日(同11日)にMLBの交渉が始まった中日ドラゴンズの左腕、シンノスケ・オガサワラは、契約期限が1月24日(同25日)となっている。期限がもう間近だ。もし彼と代理人が明日までに合意できなければ、左腕は2025年に中日へ戻るだろう」とした。

 同メディアではこれまでも小笠原についての記事を寄稿しており、ポスティング後には昨季の三振率(対戦打者から三振を奪った割合)13.6%が自己ワーストだったことから「オガサワラの魅力を制限することになる」と危惧していた。今回の記事でも「オガサワの成績はNPB基準でもずば抜けて優れていない」と指摘。それでも「彼の優れたコマンド能力により、先発ローテーションの下位になれるかもしれない」とも評価した。

 もっとも、「オガサワラについては、ポスティングされて以降、ほとんど情報が出ていない。それゆえ市場の評価を把握するのが難しく、契約規模を予測するのはさらに困難です」とも。果たして残り1日、左腕に吉報は届くのだろうか。

(Full-Count編集部)

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