MLB日本人選手の去就が全員決定へ NPBから挑戦は4人…メジャー契約は計13人に
小笠原がナショナルズと2年契約
中日からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた小笠原慎之介投手が24日(日本時間25日)、ナショナルズと2年契約を結んだ。これで、今オフの日本人選手の去就は全員決定。新たに4人がNPBから挑戦する。
小笠原は2015年のドラフト1位で東海大相模高から中日入り、2022年には自己最多10勝をマークし、通算161試合に登板して46勝65敗、防御率3.62の成績を収めている。
今オフは小笠原の他に2人がポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた。ロッテの佐々木朗希投手はドジャース、阪神・青柳晃洋投手がフィリーズとそれぞれマイナー契約を結んだ。さらに巨人から海外FA権を行使した菅野智之投手がオリオールズと1年1300万ドル(約20億円)で契約を結んだ。
MLB他球団からFAとなった選手では菊池雄星投手が3年6300万ドル(約99億1100万円)でエンゼルス入り。藤浪晋太郎投手がマリナーズとマイナー契約合意したとMLBネットワークのジョン・モロシ記者が報じている。
メジャー40人枠に所属する日本人はア・リーグに4人、ナ・リーグに9人で計13人になった。そのうち、大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャース、今永昇太投手、鈴木誠也外野手の所属するカブス、ダルビッシュ有、松井裕樹両投手の所属するパドレスに日本人選手が複数在籍している。
(Full-Count編集部)