朗希に託した背番号「11」の意味 ド軍35歳が明かした想い「バトンを渡す時が来た」
ロハスは背番号72に変更「私と家族にとって大きな意味」
ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手は、学生時代から思い入れのあったという背番号「11」を背負う。一方で“前任者”のミゲル・ロハス内野手は「72」に変更。「バトンを渡す時が来た」と、背番号を譲った背景を説明した。
ロハスは23日(日本時間24日)、自身のインスタグラムを更新。「初心に戻る背番号72」と綴り、背番号にまつわる思いを語った。35歳は「この背番号は私と家族にとって大きな意味を持つ。10年以上前に背番号72を着てメジャーデビューを果たしたからだ。(その背番号72を着て)新しい思い出を作る時が来た。そして、当然ながら目標はまたワールドシリーズを制覇することだ」。
続けて「背番号11は安泰だ。背番号11を着ていたときは、偉大なるマニー・モタと(自分を)比較しながらプレーをしていた。彼は情熱に溢れ、私たちに埋め込まれているラテンのノリもあった。そんな彼を象徴するような活躍をしたかったし、(モタの)レガシーも引き継ぎたかった」と、「11」への愛着を示しつつも「バトンを渡す時が来た。ロウキ・ササキのバックを守れることに興奮している。そして毎日勝利が求められるドジャースの文化に馴染めるよう彼をサポートする」と、逸材に思いを託した。
チームリーダーの決意には、大谷翔平投手やフレディ・フリーマン内野手、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の美人レポーター、キルステン・ワトソンさんらが続々と「いいね」を押した。また、佐々木は23日(同24日)に行われた入団会見でロハスについて問われ、「まず、実績のあるロハス選手に番号を譲っていただき、本当に感謝しています。ただ、何をあげるかは僕の中で決めきれていないので、チームに入ってからいろいろ相談して決めたいと思います」と話した。
(Full-Count編集部)