大阪桐蔭、履正社撃破…躍進する県にX騒然「考えられない」 “大阪勢ゼロ”の理由「勢いはすごい」

滋賀学園は昨年の夏の甲子園にも出場した【写真:加治屋友輝】
滋賀学園は昨年の夏の甲子園にも出場した【写真:加治屋友輝】

大阪からの選抜出場“阻んだ”滋賀県勢

 第97回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市内で行われた。大阪からは1927年以来、98年ぶりとなる選出ゼロ。昨秋の近畿大会でその大阪勢を破っていたのが滋賀県勢だ。ファンも「滋賀県勢が大阪勢を撃破したのは素晴らしい。だから面白い」「台頭が著しい」と注目している。

 近畿では東洋大姫路、智弁和歌山、市和歌山、天理、滋賀学園、滋賀短大付が選出された。近畿大会では大阪大会1位の履正社が滋賀短大付に敗戦。大阪桐蔭(大阪2位)も初戦で滋賀学園に敗れた。大阪学院大高(大阪3位)は2回戦で東洋大姫路に敗れ、補欠校となった。

 近年の滋賀勢は、2022年に山田陽翔投手(現西武)を擁して選抜準優勝となった近江をはじめ、昨夏には滋賀学園が8強入りするなど存在感を見せている。

 大阪勢がゼロ、滋賀県勢が2校という展開に、X(旧ツイッター)では「滋賀県の高校野球は確実にレベルが上がっている。毎年に楽しみにしています」「滋賀2校が履正社、大阪桐蔭に勝ったことは大きかったな」「ここ数年、滋賀県勢頑張ってるとはいえ、なんかちょっと前からしたら考えられない」「2019年だったか、滋賀代表2校が大阪2強に近畿大会初戦コールド負けしていたことを思うと、滋賀県勢の勢いはすごい」といった声があがっていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY