元阪神“優良”助っ人が米復帰も…メジャーではない新天地 直面した厳しい現実

阪神時代のジェフリー・マルテ【写真:小林靖】
阪神時代のジェフリー・マルテ【写真:小林靖】

4年間阪神でプレーしたマルテ

 元阪神のジェフリー・マルテ内野手は、北米独立リーグ「アメリカン・アソシエーション」のミルウォーキー・ミルクメンと契約したことが16日(日本時間17日)に発表された。阪神を退団して2年。独立リーグで再スタートを切る。

 2016年にはエンゼルスで15本塁打をマーク。2019年から4年間阪神でプレーした。1年目には打率.284、12本塁打をマーク。2年目はジャスティン・ボーア内野手の加入もあって大山悠輔内野手と三塁を争った。しかし怪我もあり、29試合の出場に終わった。

 1年契約で残留すると、2021年は主にファーストで128試合で打率.258、22本塁打をマーク。チームに欠かせない存在となり、ベストナインにも輝いた。しかし、翌年は怪我もあって33試合の出場に終わり、退団となった。

 阪神退団後は2年間メキシカンリーグでプレー。2023年は53試合で打率.339、6本塁打、OPS.960の好成績をマーク。2024年は2チームで計6本塁打を放ったが、打率は.200と落とした。

 ミルウォーキー・ミルクメンは過去に元巨人のアダム・ウォーカー外野手もプレーしている。メジャーで最後にプレーしたのは2018年のエンゼルス時代で、現在はドジャースでプレーする大谷翔平の元同僚としても知られている。当時から6年が経過し、今季は独立リーグでアピールしてメジャー復帰の足掛かりになるか注目だ。

(Full-Count編集部)

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