大谷翔平「アイアトン通訳には大きな感謝」 開幕直後の事件で突然の任命…務めた大役
NY夕食会でアイアトン氏に感謝
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、全米野球記者協会のニューヨーク支部が主催する夕食会にビデオメッセージで参加した。ロサンゼルスの山火事の影響で欠席となったが、約2分40秒のビデオは全て英語。最後に伝えたのは通訳を務めたウィル・アイアトン氏への感謝だった。
大谷はグレーのジャケットに白地のシャツで神妙な面持ちで「直近ロサンゼルスで壊滅的な火災が発生してしまったことで、私たち全員に影響を及ぼしてしまい、様々な理由で私と家族が出席することがとても困難になってしまいました」と冒頭で説明。その後、「今年は本当に色々な意味で特別な1年でした。そして、多くの人に感謝を申し上げたいと思います」と話した。
ドジャース移籍1年目だった昨季は開幕直後に元通訳の水原一平被告による違法賭博と銀行詐欺が発覚した。そこから過去に前田健太投手の通訳を務め、選手育成・能力開発を担当していたアイアトン氏が通訳を兼任。シーズン最後まで担当していた。
大谷はビデオメッセージでドジャース組織への感謝の意を示した。その中で、突然の大役を1年間務めあげた“相棒”の名前を最後に出し「ウィル・アイアトン通訳には大きな感謝の気持ちを伝えたいです」と話した。
(Full-Count編集部)