元メジャー投手が衝撃を受けた“所作”「頭ひとつふたつ抜けている」中日右腕のレベチな才能

昨季は防御率1.38で最優秀防御率のタイトルを獲得
元メジャー右腕も驚愕するほど圧倒的だった。日米で23年の現役生活を送った五十嵐亮太氏が、14日に自身のYouTubeチャンネル「イガちゃんねる」を更新。中日の若きエース・高橋宏斗投手を「日本人ピッチャーの中で頭ひとつふたつ抜けている」と絶賛した。
五十嵐氏はAgreスタジアム北谷(沖縄)で行われている中日の春季キャンプを訪問したことを報告。なかでもブルペンで130球を投げ込んだ22歳右腕の高橋宏を絶賛。「ちょっと違うね。日本人のピッチャーを見ていても、頭ひとつふたつ抜けている。もう仕上がっているし、表情も自信に満ち溢れている」と高く評価した。
さらにある“所作”に衝撃を受けたことを告白。「最後の130球目だけ、ロジン触って明らかに決めに行く感じだったんですよ。それまでテンポ良く投げていたのに間を置いて力みとか出ないのかなと思いましたけど、アウトローにバチバチに決めましたよね」と振り返り「自分でここは決めるとなった時に決められるピッチャーは強いんですよ。いざとなった時の1球を決められるので。最後の1球を見た時に感じましたね」と圧倒的な実力に賛辞が止まらなかった。
高橋宏は2023年に20歳の若さで侍ジャパンに選出され、WBCで世界一に貢献。昨季は21試合に先発し、12勝4敗、最優秀防御率のタイトルを獲得した。22歳ながら中日のエースとして活躍が期待されている。