大谷翔平は「今年もアメージング」 元巨人41歳が絶賛、151kmブルペンの“衝撃”
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元ロッテ、巨人などでプレーしたクルーズ氏は今季からドジャース解説に
ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、アリゾナ州グレンデールでの全体キャンプ2日目で軽めの調整を行った。前日15日(同16日)に今キャンプ初めてのブルペン入り。14球を投げ、最速94マイル(約151.3キロ)をマークした。現地で視察したロッテ、巨人などで内野手としてプレーしたルイス・クルーズ氏は、「もう試合で投げられるくらい準備ができている。狙っていたことができていた。よくスピードが出ていたね」と賛辞の言葉を並べた。
メキシコ出身のクルーズは2012、2013年とドジャースでプレー。今季からドジャースのスペイン語ラジオ放送で解説を務める。「二刀流をやるから今年は見ていて楽しい1年になるだろう。私は日本でもオオタニの二刀流を見ることができたけど、今年もアメージングな活躍をしてくれるだろう」と期待を込めた。
投手・大谷とはNPB時代に対戦。通算17打数2安打、3三振だった。実力は十分に分かっている。「健康だけを願っている。健康さえ維持できれば活躍してくれる。二刀流、そしてまたワールドシリーズ制覇を見られるといいね」と語った。
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2014年からロッテ、2016年は巨人、2017年は楽天でプレーし、その後は母国・メキシコで今年のウインターリーグまでプレーした。41歳は「ショウヘイ、ヤマモト、ササキが在籍しているから、日本でプレーしていたことは役に立つはずだ。私はスペイン語や英語を話すことができるし、日本語も少しだけならできる。(この仕事は)チャレンジだけど、いい仕事ができると思っている」と笑顔。3月に東京ドームで行われるカブスとの開幕2連戦で来日する予定はないという。ドジャースタジアムから“第2の人生”としてスタートを切る。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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