ベッツを疑う者へ「見返すのが本当に楽しみ」 “弱点”との指摘も「すでに2段階進歩」
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オフは名手と遊撃守備向上に取り組んだ
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、遊撃復帰へ自信をのぞかせた。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番、ジャック・ハリス記者は19日(日本時間20日)、ベッツが「みんなを見返すのが本当に楽しみ。僕を疑っている人たちには、その結果を見せてやる」と話したと伝えた。
ベッツは外野手として6度のゴールド・グラブに輝いているが、内野守備もお手の物。昨季は開幕から遊撃に専念していたが、負傷離脱もあり、復帰後は右翼に専念。今季はまた遊撃手でスタートする。
ベッツの遊撃守備については、米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が、某球団幹部は「ドジャースの弱点は守備。遊撃手は、32歳のベッツがどれだけ上達するかにかかっている」と指摘していると伝えるなど、懐疑的な声もあった。ハリス記者によると、ベッツはオフに遊撃手として2度のゴールドグラブ賞受賞経験のあるトロイ・トゥロウィツキー氏と練習を行い守備向上に励んだという。
同氏はベッツの成長について「彼がどれだけ向上したか信じられなかった」「私は心から、彼がそのポジションでエリートになれると信じている」とコメント。デーブ・ロバーツ監督も「すでに2段階進歩している」と太鼓判を押した。同紙は「ベッツの遊撃手としての潜在能力を信じる人々の数が増えている」と伝えている。
名手やチーム関係者から高評価を得たベッツの遊撃守備。華麗なプレーに注目が集まる。
(Full-Count編集部)
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