ド軍“韓国逸材”、残るマイナー開幕の可能性 指揮官が言及「疑問符がつくとすれば打撃」
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打撃面が課題か…“韓国の逸材”キム・ヘソン
ドジャースに入団したキム・ヘソン内野手は、日本で行われる開幕をメジャーで迎えることができるのか。25日(日本時間26日)に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「疑問符がつくとすれば、打撃面だと思う」とし、現在は打撃のメカニックを変更しているという。
スプリングトレーニングでの試合では、24日(同25日)までに3試合に出場。3試合目となる23日(同24日)の試合で初安打(一塁内野安打)を放ち、ここまで6打数1安打1打点2四球、打率.167となっている。
新加入のキム・ヘソンは韓国で4年連続のゴールデン・グラブ賞を受賞。守備、走力を評価され3年1250万ドル(約19億6600万円)で契約した。二塁をメインにユーティリティプレーヤーとしての期待がかかるが、打撃でも一定程度の成績は求められる。
昨季は韓国で127試合に出場し、打率.326、11本塁打75打点、30盗塁を記録。韓国からメジャーに渡った多くの選手の打撃成績は落ちる傾向にある。指揮官は「自身の助けになると彼が考えているスイングの変更を行っているところだ。彼は自分の役割を得るために競争しているところだ。間違いなく今(昇降格を)決断する必要はない」と説明した。
「打撃のメカニックにおいて、速球だったり球の動きに対応するための重要なアジャストをしているところ。彼は本当に賢くて、オープンな姿勢だし、エネルギッシュな選手だ」
ブランドン・ゴームズGMもキム・ヘソンがメジャーかマイナーどちらでスタートするかについては明言しておらず、いまだ“マイナー開幕”の可能性は残っている状況だ。
(Full-Count編集部)
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