山本由伸、まさかの2被弾で3回途中3失点 OP戦2度目の先発、防御率6.75…東京Dで開幕投手も

OP戦2度目の先発
■ドジャース ー ブルワーズ(日本時間27日・フェニックス)
ドジャース・山本由伸投手が26日(日本時間27日)、アリゾナ州フェニックスで行われたブルワーズとのオープン戦に先発登板し、3回途中4安打3失点で降板した。
今春2度目の先発は一発に苦しんだ。初回1死後にコントレラスに右前へ運ばれたが、有望株のミッチェルをスプリッターで空振り三振に。2回は先頭を三振後、カプラに甘く入ったカットボールを捉えられ、今季“初被弾”となった。さらに連打を浴び、2点目を失った。3回も一発を被弾。3失点でマウンドを降り、2回1/3で54球4安打2三振2四球3失点、OP戦の防御率は6.75となった。
20日(同21日)のオープン戦で“開幕投手”を務め、2回途中3安打無失点だった。メジャー2年目となる今季は開幕投手に内定しており、「日本を含めて2月の状態としては今までよりも良い方向だと思います」と語るなど、順調に調整している模様。3月18日のカブス戦(東京ドーム)に向けて汗を流している。
山本は昨オフ、ポスティングシステムを利用してオリックスからドジャースに移籍。12年総額3億2500万ドル(約481億円)の契約はヤンキースのゲリット・コール投手を抜いて投手史上最長かつ最高額だった。メジャー1年目は右肩故障で離脱したものの、レギュラーシーズンでは18登板で7勝2敗、防御率3.00をマーク。ポストシーズンでも好投してワールドシリーズ制覇に貢献した。