山本由伸、2被弾も手応え「順調に来ている」 OP戦2先発目で初失点「細かいところを練習したい」

OP戦2先発目は2回1/3で54球4安打2三振2四球3失点
■ドジャース ー ブルワーズ(日本時間27日・フェニックス)
ドジャース・山本由伸投手が26日(日本時間27日)、アリゾナ州フェニックスで行われたブルワーズとのオープン戦に先発登板し、3回途中4安打3失点でマウンドを下りた。降板後には報道陣の取材に応じ、「コースを狙ったり、高さを狙ったりしたかったんですけど、あまりうまくいかなかった」と課題を口にした。
今春2度目のオープン戦先発。初回は無失点に終えるも、2回にカプラに甘く入ったカットボールを捉えられ、今季“初被弾”。続く3回も一発を浴び、2回1/3で54球4安打2三振2四球3失点、OP戦の防御率は6.75となった。
20日(同21日)のオープン戦初登板は2回途中無失点に抑えたが、この日は3失点。「前回よりもちょっとコースを狙ったり、高さを狙ったり、そういったのはしたかったんですけど、あまりうまくはいってなかったので、まずストライクからしっかり低めに投げるとか、基本的なところをしっかり練習して、その後にまたもっと細かいところを練習したいなと思います」と、今回の“狙い”を明かした。
2本の一発を浴びたものの、山本は「現段階ではすごいほんと順調だと思いますし、結果は3失点していますけど、今はそこもそんなに大事なところではないと思ってるので、良かったところと悪かったところをしっかり考えて、また明日から練習したいと思います」と前を向いた。
「対バッターの部分なので、本当にすごく細かい部分なんですけど、しっかり調整していったらうまく抑えられるようになると思うんで、しっかり試合を投げながら良くしていきたい」と語り、徐々に状態を上げていくという。
メジャー2年目となる今季は開幕投手に内定。3月18日の東京ドーム開幕戦ではカブス・今永昇太投手との日本人対決が注目されるが、確かな手応えを掴んでいる。
(Full-Count編集部)
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