ド軍に“掘り出し物”…無双続ける31歳は「何なんだ」 驚異の“1.775”に「ロースターを」

OP戦は12打数で打率.667、OPS1.775
思わぬ“掘り出し物”になるかもしれない。ドジャースのデビッド・ボート内野手は昨年12月にマイナー契約で加入。今春のオープン戦では5試合ながらも打率.667、OPS1.775の猛打を見せており、LAファンは「彼にロースターを!」と興奮の色を隠せない。
31歳のボートは2018年にカブスでデビューし、翌2019年に5年1500万ドル(約22億円)の契約延長を結んだ。パンチ力と内野全ポジションを守る汎用性が武器で、昨年までの6年間で通算421試合に出場し、打率.234、36本塁打、156打点、OPS.711を記録。昨オフにFAとなり、ドジャースとマイナー契約を結んで今春のキャンプには招待選手として参加している。
高い期待が寄せられていたわけではなかったが、クリス・テイラー外野手や金慧成(キム・ヘソン)内野手らスタメン級の選手がこぞって成績が残せていない中、26日(日本時間27日)のブルワーズ戦ではOP戦1号を放つなど、ここまで5試合出場し、打率.667(12打数8安打)、3本の長打を記録している。
地元メディア「ドジャース・デイリー」も「デビッド・ボートってやつは一体何なんだ」「デビッド・ボートは本気でロースター入りを狙っている! メジャーでの経験、マイナー契約、オプションが1年残っていることを考えると、ドジャースは彼をどこかで起用する方法を見つけるだろう。特にこのまま打ち続ければ、なおさらだ」と絶賛。米ファンも「ドジャースはまたいい選手を見つけた」「テイラーの時代は終わった」などと、期待を寄せている。
(Full-Count編集部)
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