オリ22歳剛腕が4回6Kの“奪三振ショー” 鷹は最多勝右腕が1回0封の貫禄登板

ロッテ・ジャイアンツ戦に登板したオリックス・山下舜平大【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテ・ジャイアンツ戦に登板したオリックス・山下舜平大【画像:パーソル パ・リーグTV】

オリックス先発・山下舜平大が4回6K無失点

 SOKKENスタジアムで行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」では、オリックスが4-1でロッテ・ジャイアンツ(韓国)に勝利した。

 オリックスは2回無死一、三塁の好機をつくると、池田陵真外野手の適時打で先制。さらに1死一、三塁から佐野皓大外野手のゴロの間に2点目を挙げた。3回にも無死満塁から、ジョーダン・ディアス内野手の犠飛で1点を追加した。

 先発・山下舜平大投手は初回、2回を無失点。3回は3者連続三振に抑えると、4回も3者凡退とし、4回2安打1四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

 5回からは平野佳寿投手、山田修義投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に抑える好リリーフを披露。7回に東山玲士選手が3連打で1点を失ったが、最少失点で留めた。8回を片山楽生投手が無失点でつなぐと、最終回は、山崎颯一郎投手が登板。1死から二塁打を浴びるも、後続を連続三振に打ち取り、4-1で勝利した。

ソフトバンクは打線が爆発し、9得点を挙げた

 アイビースタジアムではソフトバンクが斗山ベアーズ(韓国)に、9-0で快勝した。先発は、開幕投手に内定している有原航平投手。2死から安打を浴びたが、しっかり1回を無失点に抑えた。2回からマウンドに上がった2番手の大関友久投手は、2イニングを無失点。4回は津森宥紀投手がパーフェクトリリーフを見せた。

 打線は5回に2死満塁、代打・柳町達外野手が押し出し四球を選び先制に成功。7回には谷川原健太捕手が四球で出塁すると、途中出場のドラフト5位ルーキー・石見颯真内野手の適時三塁打で2点目を挙げた。

 8回には、佐藤直樹外野手、リチャード内野手らの6連打で4点を追加。さらにドラフト2位ルーキーの庄子雄大内野手にも2点適時打が生まれるなど、9-0と突き離した。6回以降は、4投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。

 ひなたサンマリンスタジアム宮崎では西武がロッテに5-0で勝利した。打線は初回先頭、長谷川信哉外野手が二塁打で出塁すると、続く平沢大河内野手の適時二塁打で先制。2回にも源田壮亮内野手の犠飛で追加点を奪った。

 先発の與座海人投手は初回に自身の失策で走者を出したものの、以降は走者を背負うことなく、3回を56球無安打3奪三振無失点に抑えた。

 4回からは、黒木優太投手、田村伊知郎投手、エマニュエル・ラミレス投手、佐藤隼輔投手、トレイ・ウィンゲンター投手、平良海馬投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだ。12安打で5得点を挙げた打線では、平沢が3安打1打点と存在感を示した。

 一方、敗れたロッテは、西野勇士投手が2回4安打2失点、石川歩投手が3回6安打2死球3失点の内容。3番手・中森俊介投手は4回2安打1四球無失点の好リリーフを見せるも、打線が2安打と沈黙した。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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