フリーマンを支えた“東京” 驚異の回復、想像を超えるファンの熱狂「本当に楽しみ」

ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】
ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】

フリーマンは手術明け復帰戦で3打数1安打、3月3日にも一塁守備を就く

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は27日(日本時間28日)、アリゾナ州スコッツデールで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回に痛烈な右前打を放ち、3打数1安打だった。昨年12月に右足首の手術を受けたが、3月18、19日に東京ドームで開催されるカブスとの開幕2連戦へ順調な調整を見せた。

 3月2日(同3日)のオープン戦にも一塁の守備を就く。完全復活へ着実に前進するフリーマンだが、楽しみにしているのが東京での開幕シリーズだ。

「心待ちにしているよ。(雰囲気は)韓国の10倍になると思う。確信している。なぜなら、ショウヘイ、ヨシ、ロウキがいる上に、カブスにはショウタとセイヤがいる。私たちが想像している以上(の雰囲気)になるだろう。エキサイティングになるよ」

 すでに東京や日本の情報収集をスタート。東京ドームはもちろん、グラウンド外での出来事も心待ちにしている。

「東京や日本について素晴らしいことを何個も聞いた。2勝できると全員にとってグレートだね。カブス含めて(日本人が)私たちの来日を楽しみにしている。ヨシとショウタの投げ合いはアメージングな瞬間になるだろう。本当に楽しみにしているよ。韓国に到着して移動した時は大熱狂だったから、12日後(日本で)どうなるか想像できないよ」

 手術明けのフリーマンについて、ロバーツ監督は「1月は状態が悪くて、激しい痛みを抱えていた。(開幕なんて)到底無理だと思っていたけど、彼は膨大な労力をかけた。まだ100%ではないけど、東京では一塁を守ってくれると自信を持って言える段階にいる」と話した。全快のフリーマンが東京で見られそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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