藤浪晋太郎、制球難が再発 3四死球4失点…ストライク率48%、先頭打者の死球で崩れる

マリナーズ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
マリナーズ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

最速98.7マイルも…ストライクは25球を投じて12球

 マリナーズとマイナー契約を結んでいる藤浪晋太郎投手が27日(日本時間28日)、ピオリアで行われたジャイアンツとのオープン戦に登板。1回持たず、1安打3与四死球4失点で降板した。

 まさかの登板だった。1-0リードの5回から登板した藤浪は、先頭打者に死球を出すと崩れていく。続く打者に四球、さらに一塁ゴロに失策も絡んで失点すると、またも四球、二塁打を浴びて3点目を失った。その後三振を取ったところで降板。代わった投手が背負ったランナーを全て返し、自責点は4になった。

 OP戦初登板となった23日(同24日)のダイヤモンドバックス戦は1回を投げ、2奪三振、1死球、無失点と好投。メジャーへの足がかりを掴んだに見えたが、この日は再び制球難を露呈した。最速は98.7マイル(約158.8キロ)を記録したものの、25球を投じてストライクはわずか12球だった。

 藤浪は1月末にマリナーズとマイナー契約。スプリングトレーニングには招待選手として参加している。メッツに所属した昨季は故障もあってマイナー暮らしが続いた。2年ぶりのメジャー昇格には、春でアピールを続けるしかない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY