離島からの大応援団に「涙出そう」　甲子園初出場で敗退も…21世紀枠に「大社を思い出した」

21世紀枠で出場する壱岐が“地元”の東洋大姫路と対戦した

　第97回選抜高校野球大会は20日、大会第3日が行われ、第3試合で東洋大姫路（兵庫）と21世紀枠で出場する壱岐（長崎）が対戦。試合には2-7で敗れたが、スタンドを埋める大応援団が「めっちゃアツい」などと注目された。

　玄界灘の壱岐島から甲子園に乗り込んだ壱岐。初の九州大会で8強入りを果たし、21世紀枠として春夏通じて初出場、全選手が地元出身とあって、応援団も気合が入った様子だった。

　応援団はロッテのネフタリ・ソト内野手の応援歌で、独特なリズムで「バーモネフタリ、バーモネフタリ」とコールする“魔曲”などで選手を後押し。初回には2点を先制し、大きな盛り上がりをみせたが、中盤に逆転を許すと跳ね返すことができなかった。

　相手の古豪・東洋大姫路は地元兵庫からの出場とあって、観客席はほぼ満員で埋まった甲子園。しかし、SNS上では「地元の東洋大姫路だから？　と思ったら壱岐の応援もすごい」「壱岐の応援合戦って感じ」と話題に。そのほかにも「胸が熱くなる」「涙出そうになる」「島民一丸となってる感じ」「大社高校を思い出す」といったコメントが並んでいた。