「魚雷バット」がアマチュア野球にも上陸へ 全日本野球協会が高野連などに通知

アマチュア野球の各団体に通知
メジャーリーグで話題をさらっている「トルピードバット(魚雷バット)」が、日本のアマチュア野球でも使用可能になった。全日本野球協会は16日、アマチュア野球の各団体に同バットの使用基準について通知した。
通知先は、日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高野連、全日本軟式野球連盟、全日本女子野球連盟の5団体。協会ではサンプルを取り寄せるなどして、魚雷バットが使用できるかを検討した。
公認野球規則に定められた形状や大きさ、色、特殊加工などについて基準を満たしているバットは「BFJマーク」が表示されている。このほど、メジャーリーグで使用されて話題になっている「バットの中央部付近が最も太く先端に向けて細くなる形のバット」についても、基準を満たしているものにBFJマークを表示させ、使用を認めることにした。
公認野球規則には「バットはなめらかな円い棒であり、太さはその最も太い部分の直径が2.61インチ(6.6センチ)以下、長さは42インチ(106.7センチ)以下であることが必要である。バットは1本の木材で作られるべきである」とある。いわゆる「魚雷バット」も最大直径が基準以内であれは使用が認められる。
(Full-Count編集部)