大谷翔平の最速151キロに指揮官笑顔 “スライダー解禁”時期は不透明「わからない」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

ロバーツ監督が試合前に語った

【MLB】ブレーブス ー ドジャース(日本時間4日・アトランタ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は3日(日本時間4日)、敵地で行われるブレーブス戦前に報道陣の取材に応じ、試合前にブルペン入りした大谷翔平投手について「球速を(以前のブルペン投球より)少し上げていたようだ」と語った。

 大谷はブルペンで35球を投げ、球速は94マイル(約151.28キロ)を記録。変化球はツーシームやスプリット、カットボールを投げ、最後はセットポジションも試した。途中からはマーク・プライアー投手コーチが打席に立ち、球筋を確認していた。

 スライダーを投げなかったことについて、ロバーツ監督は「医療的な部分によるものの方が(投げなかった理由としては)大きい」と説明し、慎重に調整を進めていることを示唆。「肘への負担を考慮してのことだと思う。(スライダーを投げていない)状況がいつ変わるかはわからない」と続けた。

 開幕前の段階で、大谷は5月頃の投手復帰が見込まれていたものの、一旦は白紙の状態。だが、ブルペンではクイックでも投げていたことに、指揮官は「試合を想定するために、今の調整で多くのことを行っている」と言及。実戦形式の打撃練習「ライブBP」など、次の段階については「球団医師の考えによる部分が(決める上で)多くなると思うが、トレーナーやもちろんショウヘイも交えて、この3者で話し合って決めることになるだろう」と今後の見通しを語った。

(Full-Count編集部)

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