狭山西武ボーイズがミラクル連覇…準々決勝&決勝で劇的サヨナラ 小学は深谷が2連覇

熱戦となった中学部決勝の狭山西武-宮城仙南戦【写真:フォトクリエイト】
熱戦となった中学部決勝の狭山西武-宮城仙南戦【写真:フォトクリエイト】

東北勢で初の決勝進出…宮城仙南が無念のサヨナラ負け

 ボーイズリーグの春の東日本王座決定戦「メニコン杯 第28回関東ボーイズリーグ大会」は4日に決勝戦が行われ、中学生の部は狭山西武ボーイズ(埼玉県西)が2年ぶり優勝、小学生の部は深谷ボーイズ(同)が2連覇を達成した。

 中学生の部は3日に準々決勝、4日に準決勝と決勝が行われた。狭山西武ボーイズは準々決勝で東京城南(東京都東)と対戦。0-0で延長タイブレークに突入し、8回表に2点を許したが、その裏に3点を奪ってサヨナラ勝利を収めた。

 4日の準決勝は前橋桜ボーイズ(群馬県)を7-0で撃破。宮城仙南ボーイズ(東北中央)との決勝戦は総力戦となり、4-4で迎えた7回2死一、二塁で5番手で登板した金子夢人が左翼線へサヨナラ安打を放ち、劇的な形で2年ぶりVを飾った。

 最優秀選手に輝いた金子は「絶対に自分が決める」と強い気持ちで打席に入ったとコメント。東北勢で初の決勝進出を果たした宮城仙南ボーイズは惜しくも涙をのんだ。

 小学生の部は3日に準決勝が行われ、深谷ボーイズは埼玉上尾ボーイズ(埼玉県東)に劇的勝利。1点を追う6回に2点を奪い、サヨナラ勝利を収めた。

 4日の決勝は勝呂ボーイズ(埼玉県西)と対戦。2点を追う5回にスクイズが内野安打となり1点差にすると、堀越麗央の適時二塁打で同点に追いついた。さらに金子俐土の左中間への適時三塁打で逆転し、5-4で栄冠を手にした。最優秀選手には主将の南雲隼が選ばれた。

中学部優勝の狭山西武ボーイズ【写真:フォトクリエイト】
中学部優勝の狭山西武ボーイズ【写真:フォトクリエイト】

◎中学生の部・試合結果
【準々決勝】
前橋桜ボーイズ 2-0 湘南ボーイズ
東京城南ボーイズ 2-3 狭山西武ボーイズ
東村山中央ボーイズ 2-3 宮城仙南ボーイズ
麻生ボーイズ 3-9 武蔵嵐山ボーイズ

【準決勝】
前橋桜ボーイズ 0-7 狭山西武ボーイズ
武蔵嵐山ボーイズ 4-5 宮城仙南ボーイズ

【決勝】
宮城仙南ボーイズ 4-5 狭山西武ボーイズ

◎小学生の部・試合結果
【準決勝】
深谷ボーイズ 3-2 埼玉上尾ボーイズ
埼玉新座ボーイズ 4-7 勝呂ボーイズ

【決勝】
深谷ボーイズ 5-4 勝呂ボーイズ

(First-Pitch編集部)

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