驚異の.500…テオ離脱を補うド軍207億円男 “ジャッジ超え”に感銘「契約は格安だった」

ドジャースのウィル・スミス【写真:ロイター】
ドジャースのウィル・スミス【写真:ロイター】

スミスは今季得点圏で32打数16安打

 頼りになる中軸がチームを支えている。ドジャースのウィル・スミス捕手は11日(日本時間12日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で2本の適時打を放ち、勝利に貢献した。今季は得点圏で驚異の打率.500。堂々のメジャートップとなっている。

「4番・捕手」で先発出場したスミス。1-0の5回1死三塁の場面でザック・ギャレン投手から中前打を放つと、6-1の9回1死二塁でも二塁打を放って7点目をもたらした。今季は33試合に出場して打率.314、3本塁打、21打点、OPS.895の好成績を残している。

 メジャーデビュー直後から“打てる捕手”としての地位を確立し、昨年3月には10年1億4000万ドル(約207億円)で契約延長を結んだ。自身3度目の20本塁打を放った一方でOPS.760は自己最低だったが、今季は再び自慢のバットで牽引。主砲のテオスカー・ヘルナンデス外野手が離脱する中で際立つのが、勝負強さだ。

 この日も2本のタイムリーを放ち、得点圏では今季32打数16安打の打率.500、1本塁打、OPS1.255。得点圏打率はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(.484)を上回って1位となっている。「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者もスミスの得点圏の成績を紹介すると、ファンからも「これはすごい」「かなりいい感じ」「契約は格安だった」などと絶賛している。

(Full-Count編集部)

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