菊池雄星、9先発目も初勝利ならず 自ら痛恨失策…6回4失点で降板、防御率3.72

パドレス戦で先発登板したエンゼルス・菊池雄星【写真:ロイター】
パドレス戦で先発登板したエンゼルス・菊池雄星【写真:ロイター】

パドレス戦に先発

【MLB】パドレス ー エンゼルス(日本時間13日・サンディエゴ)

 エンゼルスの菊池雄星投手は12日(日本時間13日)、敵地でのパドレス戦に先発。6回4失点でリードを許して降板した。今季9先発目も勝利投手になれずう、開幕から約1か月半が過ぎたが、いまだ未勝利となっている。

 初回、先頭のフェルナンド・タティスJr.外野手を三振に仕留め、続くルイス・アラエス内野手も打ち取る立ち上がり。しかし四球と安打で二、三塁のピンチを招いたが、最後はザンダー・ボガーツ内野手を中飛に抑え、どうにか無失点にとどめた。

 ザック・ネト内野手の5号2ランで先制点をもらった直後の3回、2死から連打を許し、ジャクソン・メリル外野手に右前適時打を浴びて1点を返される。さらに、ボガーツのボテボテの投ゴロを菊池がまさかの送球エラー。その間に2人の走者が生還して勝ち越された。

 4回は無失点に抑えたものの、5回先頭のタティスJr.にソロを被弾。5回4失点でマウンドを降りた。6回98球を投げて7安打4失点(自責2)、2与四球4奪三振の内容だった。7回に打線が好機を作ったが、安打性の打球をメリルがスーパーキャッチ。パドレスファンは大熱狂した。

 菊池はアストロズからFAとなった昨オフ、3年総額6300万ドル(約90億5000万円)でエンゼルス入り。3月27日(同28日)の敵地・ホワイトソックス戦で開幕投手を務めたが、6回5安打3失点。前回1日(同2日)の本拠地・タイガース戦は5回5安打2失点で勝ち負けつかずだった。過去8先発で4度のクオリティスタート(6回投げて自責点3以下)を記録しているが、なかなかかみ合わない。

(Full-Count編集部)

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