ジャッジ、MLB単独トップ15号 外野手動かぬ135m特大アーチ…打率.412で“3冠王”、敵地は騒然

15号ソロを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
15号ソロを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

打球速度117.7マイル(約189.42キロ)は今季自己最速

【MLB】ヤンキース 3ー2 マリナーズ(日本時間15日・シアトル)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が14日(日本時間15日)、敵地でのマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、8回先頭の第4打席で4試合ぶりとなる15号ソロを放った。本塁打王争いではメジャー単独トップに浮上。メジャー3冠王を維持している。

 2-2の同点で迎えた8回先頭、バルガスのスライダーを完璧に捉えると、打球は左翼スタンドへあっという間に到達。打球速度は今季自己最速となる117.7マイル(約189.4キロ)、飛距離444フィート(約135.3メートル)、角度19度の一撃に、左翼手アロザレーナは一歩も動かなかった。

 試合前の時点で打率.410、14本塁打、40打点はいずれもメジャートップ。出塁率、長打率、OPSもトップで、目下“最強打者”の実力を証明している。この日の第1打席では左前打を放ち、6試合連続安打としていた。

 3、4月は31試合に出場し打率.427、10本塁打、32打点、OPS1.282と絶好調。自身10度目となる月間MVPに選出されていた。2022年にはア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、大谷翔平投手(当時エンゼルス)を上回ってMVPを受賞。昨季は58本塁打&144打点でメジャートップを記録し、2度目のMVPを獲得。今季はこれで56本塁打ペースとなった。

【実際の映像】あっという間に左翼スタンドへ… ジャッジが放った189キロ強烈15号

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