ド軍カーショーが落胆「悲しいよ」 35歳相棒の“戦力外”に胸中…「全員が驚いた」

取材に応じたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:荒川祐史】
取材に応じたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:荒川祐史】

カーショーは18日のエンゼルス戦で復帰する

【MLB】ドジャース ー アスレチックス(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が15日(日本時間16日)、ドジャースタジアムで取材に応じ、事実上の戦力外(DFA)となったオースティン・バーンズ捕手について思いを述べた。37歳のベテラン左腕は「悲しい。親友の1人だ」などと表情を曇らせた。

 35歳のバーンズは2011年ドラフト9巡目(全体283位)でマーリンズ入り。2014年オフにドジャースへ移り、2015年にメジャーデビュー。チーム在籍11年目で野手最長だった今季は、ここまで13試合に出場して打率.214、0本塁打、2打点だった。チームはバーンズに代わり、若手有望株のダルトン・ラッシング捕手をメジャー昇格させた。

 バーンズは安定した守備力を誇り、カーショーの専属捕手としても長くチームを牽引した。それだけに左腕は「全員が驚いていたと思う。悲しいよ。バーンズはグラウンド内外で親友の1人だ。オースティン・バーンズより競争心がある人はいない。彼は常に(勝ちを)もたらしてきた選手。何年も大事な場面で活躍してきた」と胸中を語った。

 また、「多くの人が忘れがちだけど、プレーオフではよく先発出場して多くの勝利をもたらしてきた。打者としても大事な場面で打ってくれた。彼のような選手がいなくなってしまうのは悲しいよ。長いこといたしね。全員が感傷に浸っているよ。チームメートの多くは放出に落胆していたと思う」と同僚の思いも代弁した。

 3度のサイ・ヤング賞を誇り、ドジャースで通算212勝を挙げている左腕は、17日(同18日)のエンゼルス戦で左足の手術から復帰登板を果たす。「チームに戻ることができて興奮しているよ」と気持ちを高めていた。

(Full-Count編集部)

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