前田健太、マイナー契約後初登板も… 3Aで2回4失点、メジャー復帰に苦しい船出

カブスとマイナー契約を結んだ前田健太(写真はタイガース在籍時)【写真:Getty Images】
カブスとマイナー契約を結んだ前田健太(写真はタイガース在籍時)【写真:Getty Images】

タイガース退団後にカブスと契約…初登板も初回にいきなり4失点

 タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ前田健太投手が17日(日本時間18日)、傘下3Aアイオワの一員として、本拠地で行われたツインズ傘下3Aセントポール戦に先発登板。2回4失点を喫し、メジャー復帰に向けて苦しい船出となった。

 初回に死球や単打で無死一、二塁のピンチを招くと、2本の適時二塁打を浴びるなど、いきなり4失点の苦しい立ち上がりに。2回にも2死から二塁打を浴びて得点圏に走者を背負うが、なんとか無失点で切り抜けた。2回で56球を投げ、4安打3四死球、4失点、防御率18.00という内容だった。

 37歳の前田はドジャース、ツインズを経て、2023年オフにタイガースに加入。今季は先発ローテーション争いに敗れ、救援投手として開幕を迎えた。初登板となった3月30日(同31日)のドジャース戦で2回2失点、続く登板でも1回3失点。直近2試合は無失点に抑えていたが、7試合登板で防御率7.88だった。

 1日(同2日)にメジャー出場前提の40人枠から外す措置(DFA)となり、7日(8日)にアンコンディショナル・リリース・ウェーバー(無条件リリース・ウェーバー)となっていた。

 カブスはエース格のジャスティン・スティール投手が左肘の手術で今季絶望となり、今永昇太投手も太もも裏を痛めて負傷者リスト入りするなど、先発不足が課題。日米通算165勝の実績を誇る前田にとっては3Aで結果を残せばチャンスが巡ってくる可能性はあるが、厳しいスタートとなった。

(Full-Count編集部)

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