オリオールズ、ハイド監督を電撃解任 球団発表…菅野智之4勝も地区最下位と低迷

今季は地区優勝候補も…15勝28敗で地区最下位
オリオールズは17日(日本時間18日)、ブランドン・ハイド監督を解任したと発表した。巨人から加入した菅野智之投手を指揮していた。三塁コーチのトニー・マンソリーノが監督代行を務める。
51歳のハイド監督は2018年オフにオリオールズ監督に就任。2023年に地区優勝を果たし、昨季はワイルドカードでポストシーズンに進出。監督通算421勝493敗。2023年に最優秀監督賞を受賞した。
アドリー・ラッチマン捕手、ガナー・ヘンダーソン内野手ら多くの若手有力選手を擁する今季は、地区優勝候補に挙げながら15勝28敗で地区最下位。16日(同17日)の本拠地・ナショナルズ戦で4連敗を喫し、首位のヤンキースと10.5ゲーム差を離されていた。
菅野は9試合登板してチーム最多4勝(3敗)、防御率3.08と奮闘。しかし、エース格のグレイソン・ロドリゲスら先発投手の離脱に苦しんだ。
マイク・エリアスGMは「将来の方向性を変えるために困難な決断を下す必要があった。ブランドンの努力、献身、情熱に感謝している。彼はプレーオフに導き、地区優勝をもたらしてくれた。数々の貢献はチームとボルティモアに永く残るでしょう。彼と家族の今後の幸運を心から祈っています」とコメントした。
また、オリオールズはフィールドコーディネーター兼捕手インストラクターのティム・コッシンズ氏の解任も発表した。今季メジャーではパイレーツのデレク・シェルトン監督、ロッキーズのバド・ブラック監督も解任となっている。
(Full-Count編集部)