大谷翔平、3安打1打点もエ軍に3連敗 ド軍15年ぶりの珍事…雄星は負傷降板、初勝利ならず

エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

菊池雄星とは中飛、左前打、右前適時打

【MLB】エンゼルス 6ー4 ドジャース(日本時間19日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地のエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3安打1打点の活躍を見せた。チームは今季3度目の3連敗を喫した。エンゼルス相手のスイープ負けは2010年6月11~13日(同12~14日)以来、約15年ぶりのことだった。

 菊池雄星との“花巻東対決”だった。初回先頭は中飛に打ち取られたが、3回2死で結果を出した。4球目にバットを折られたが、内角高め96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームを左前へ。前日17日(同18日)は6打数無安打。この技ありの一打は2試合ぶり安打となった。

 勝負強さを見せたのは、4点を追う5回2死二塁だった。フルカウントから菊池の内角チェンジアップを引っ張って右前適時打。マルチ安打は2試合ぶりで、今季17度目だ。

 7回1死一塁の一塁内野安打で今季7度目の1試合3安打。9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦以来8試合ぶりの固め打ちを見せ、同2死一、二塁からのスミスの一時同点3ランを演出した。しかし、救援左腕バンダが8回にダーノーに勝ち越しソロを被弾した。同一カード3連敗は今季初めてだ。

 エンゼルス・菊池は6回途中3安打1失点と好投。6回1死、エドマンの一ゴロでベースカバーに入った際に右足首を痛めた。球団は「右足首の炎症」と発表。3点をリードしての降板となったが、救援陣が打たれて移籍後10試合目の登板も初勝利はならなかった。

(Full-Count編集部)

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