ド軍265億円左腕が語った“後悔”「最悪だよ」 明かした胸中…肩の痛みを隠していたワケ

今季から加入したスネルは今季2登板…左肩痛でILに
265億円男が悔やんでいる――。左肩の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのブレイク・スネル投手が、19日(日本時間20日)に投稿された地元ラジオ局のインタビューで心境を吐露。「痛みがあると最悪だよ」などと語った。
32歳左腕はレイズに在籍した2018年に21勝をマークするなど、サイ・ヤング賞を獲得した。パドレスに在籍した2023年にも14勝を挙げてサイ・ヤング賞に輝いた。今季から5年総額1億8200万ドル(約265億円)でドジャースと契約した。
豪華なドジャースの先発陣の一角を担うと期待されていたが、左肩痛の影響で今季は2登板にとどまり1勝、防御率2.00。4月2日(同3日)のブレーブス戦以来、マウンドにはあがっていない。
ようやくキャッチボールを再開。地元ラジオ局「AM 570 LA Sports」に登場したスネルは、コナー・マクギネス投手コーチ補佐との練習について「タイミングのとり方を手助けしてくれた。問題が起こらないように、焦らずに調整している。調子はよくなっているよ。ようやく痛みが引いてきた」と現状を説明した。
「日本に行って以降ずっと痛みを感じた状態でキャッチボールをしていた」と明かす。「痛みがあると最悪だよ。(気持ちが)入っていると(痛みの深刻さに)気が付かないんだ。私たちは(いつも)痛みと付き合っているから、そのうち引くんじゃないかって思ってしまうんだ」と異変を感じながらもプレーしていたことを“告白”した。
「私たちは競争心があるので、(痛みを感じても)プレーしたいと思うんだ。だから(投げられないことは)タフなこと。そして、ドジャースに移籍したばかりだったから、自分を証明したかったんだ。でも、少しやりすぎてしまった」
4月3日(同4日)に15日間のIL入りとなったが、5月17日(同18日)には60日間に移行した。大物左腕が後悔している――。
(Full-Count編集部)