シュワーバー、大谷翔平に並ぶ16号 通算300本塁打の節目の一打…HRキング争いが過熱

通算300号は現役11人目…2022年HR王獲得
【MLB】フィリーズ 9ー3 ロッキーズ(日本時間20日・デンバー)
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が19日(日本時間20日)、敵地でのロッキーズ戦で16号ソロを放った。本塁打数は1本差で追いかけていたドジャース・大谷翔平投手に並び、メジャートップタイに浮上した。
「3番・指名打者」で先発したシュワーバーは第4打席までノーヒットだったが、6-3で迎えた9回の第5打席、左腕アレクサンダーのシンカーを完璧に捉えた。打球速度109.3マイル(約175.9キロ)、飛距離466フィート(約142メートル)、角度31度の一発を右翼席に突き刺した。
大谷に並ぶ16号は節目の300本塁打の大台となった。現役選手で11人目の偉業となり、シュワーバーは白い歯を見せてナインと喜びを共有した。
今季がメジャー11年目の32歳。これまで30本塁打以上も6回記録し、2022年には46本塁打でタイトルを獲得した。2023年には打率1割台ながら1番に座り、打率.197、47本塁打でシーズンを終え、史上初となる「打率1割台&40本塁打」の珍記録を樹立して日本でも話題に。自身2度目のタイトルへ、今季もアーチを量産している。