鈴木誠也、5試合ぶり12号2ラン 適時二塁打も含め4打点の大暴れ…打点王に浮上

43打点でナ・リーグトップに
【MLB】カブス 14ー1 マーリンズ(日本時間21日・マイアミ)
カブスの鈴木誠也外野手が20日(日本時間21日)、敵地で行われたマーリンズ戦に「2番・右翼」で先発出場。6回に5試合ぶりとなる12号2ランを逆方向に放った。9回にも適時二塁打を放ち、5打数3安打4打点と大暴れ。43打点で一気にメジャートップに浮上した。
鈴木が豪快なアーチで敵地のファンを騒然とさせた。6回の第3打席に先頭打者として四球で出塁すると、カブス打線が爆発。打者一巡で6点リードとなり、再びまわってきた2死二塁の第4打席に、レイク・バカー投手の94.5マイル(約152キロ)の直球を右中間へ豪快に運んだ。鈴木の一発で、カブスはこの回一挙8得点と点差を大きく広げた。
打球初速104.9マイル(約168.8キロ)、飛距離405フィート(約123.4メートル)、角度30度で、14日(同15日)の同カード以来の一発。マーリンズ戦では今季3本目の本塁打となった。
初回の第1打席は投ゴロ、3回の第2打席は投手強襲の内野安打。8回の第5打席は中飛に倒れたが、9回一死満塁の第6打席でも左翼線に引っ張る適時二塁打を放ち、この日だけで4打点をマーク。試合は14-1で大勝した。
これで打率.253、12本塁打、43打点、OPS.843に。ナ・リーグトップのウィルマー・フローレス内野手(ジャイアンツ)の42打点、ア・リーグトップのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が41打点を一気に抜き去り、鈴木がメジャー全体で打点トップに立った。