山本、7回無失点の力投も勝ちつかず…大谷は3戦連続安打 ド軍は延長サヨナラ勝ちで連敗ストップ

マンシーのサヨナラ打で連敗ストップ
【MLB】ドジャース 4ー3 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は(日本時間21日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に先発し、7回をわずか1安打に抑える無失点の力投を披露するも、勝ちはつかなかった。チームは延長10回にマックス・マンシー内野手の犠飛で4-3でサヨナラ勝ちを決め、連敗を「4」でストップした。
まさにエースの投球だった。3回までは走者を1人も出さない完璧な投球。4回1死から四球を与えて最初の走者を許すも、落ち着いて後続を断った。投手戦が続いた中、4回にスミスの適時打で1点の援護点をもらった。
6回にはさらにギアを上げたか、トーマス、ローラー、キャロルを3者連続三振。6回までに8奪三振を記録するも、7回先頭にマルテに右前打を浴びた。この日2つめの四球を与えて2死一、三塁のピンチを招くも最後はスミスを空振り三振に仕留めると、雄たけびを上げた。
メジャー自己最多の110球で、7回を9奪三振、1安打2四球という内容で、勝利投手の権利を手にして降板。しかし、9回にスコットがモレノに痛恨の同点弾を浴び、勝利投手の権利は消えた。防御率は1.86となり、ナ・リーグ2位に浮上した。
大谷翔平投手は「1番・指名打者」で先発出場し、8回の左中間二塁打で3試合連続安打をマークした。4打数1安打で打率.311。
1点リードの8回1死、左腕ビークスの外角高めフォーシームを逆らわずに左中間へ打ち返した。今季9本目の二塁打。連続試合安打を「3」に伸ばした。
右腕ネルソンと対戦した初回先頭は左飛、4回先頭は二ゴロに倒れた。いずれも内角フォーシームに打ち取られた。6回先頭は、右腕モリヨの外角ボールになるチェンジアップに手を出して二ゴロだった。延長10回は申告敬遠となり、11盗塁目を決めた。